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http://www.nikkansports.com/search/top-search.html?q=%E6%98%8E%E6%B4%9E%E3%81%AE%E6%AF%8D 日本代表の初優勝で幕を閉じた東アジア杯。ザッケローニ監督は積極的に新戦力を試したが、果たしてどの選手が代表に生き残るのか-。そこで韓国・ソウル市内のスター占いカフェで「明洞(ミョンドン)の母」として人気の占い師、惠雲(ヘウン)氏を本紙記者が直撃した。得点王に輝いたFW柿谷曜一朗(23=C大阪)ら23人の来季の運勢を占ってもらった。 常連の女性客らが的中の喜びをつづったメッセージが壁中に張られたソウル市内のビルの一室。惠雲氏は選手の生年月日と顔写真をもとに、四柱のデータが書き込まれた本をめくり、今回招集された日本代表23人の過去を次々と言い当てて、来年の運勢を予言した。 サッカーには疎いという惠雲氏には、大会でどの選手が活躍したのかは一切伝えなかった。だが、得点王に輝いた柿谷の写真を手にすると、眼鏡の奥から鋭い目を見開き、こう答えた。 「彼はいいね。去年から運勢が上がってきている。生き方が男前。信念が強く、体で表現するのがうまい。スポーツ選手の中でもすごくいい選手。これから運勢はどんどん伸びる。問題なく最後までいくよ」 ということはW杯のメンバーにも選ばれるのか-。惠雲氏は自らのメモを確認し、こう言い切った。「来年は自分が欲を出さずに周りを助ける時期。ゴールしたいと思わず、周りをアシストすればいい結果が生まれる。自分だけ目立とうとするよりも、先輩にゴールを譲ったほうが評価も高くなる。監督も彼のことをよく分かっている」。 そして、ザックジャパンでトップ下を務めるCSKAモスクワMF本田との関係にも触れた。「彼と本田は相性がいい。兄と弟みたいな感じ。やろうとする価値観が似ていて合っている」。柿谷-本田がセンターラインでコンビを組み、柿谷が本田のゴールをアシスト!? そんなシーンが容易に想像できる予言だった。 惠雲氏はオーストラリア戦で活躍したFW斎藤にも注目した。「先輩を大事にすれば問題ない。とても真面目。香川との相性が良く、先輩が引っ張ってくれる」。香川については「年下の面倒見が良く、教育係に向いている」といい、2人が師弟コンビを結成すれば相乗効果が生まれそうだ。 惠雲氏はほかにも、昨年広島で優勝した選手が誰なのかや、原口が指揮官との間に問題が生じていたこと、ザッケローニ監督がDF駒野に一番の信頼を寄せ、今回主将に指名していたことなどを次々と言い当てた。 これだけ当たる占いなら、柿谷や斎藤のW杯での活躍も現実になる? 2人の日本代表での今後の活躍は大いに期待できそうだ。【取材・構成=福岡吉央】 ◆明洞の母 韓国の占い師の中でも特に有名な存在で、韓国のテレビ番組への出演も多数。日本のテレビ番組にも出演したことがある。日本語が堪能で、通訳なしで占えるため、韓国人だけでなく日本人にも人気。中には、惠雲氏の占い目当てに定期的に韓国を訪れる常連もいるという。
日本代表の初優勝で幕を閉じた東アジア杯。ザッケローニ監督は積極的に新戦力を試したが、果たしてどの選手が代表に生き残るのか-。そこで韓国・ソウル市内のスター占いカフェで「明洞(ミョンドン)の母」として人気の占い師、惠雲(ヘウン)氏を本紙記者が直撃した。得点王に輝いたFW柿谷曜一朗(23=C大阪)ら23人の来季の運勢を占ってもらった。 <ヘウン氏が占った東アジア杯代表23人の運勢:DF編> ◆駒野友一 “信頼”3年前から運勢はついてきている。今の監督とはすごく相性が良く、縁がある。個人的に一番信頼されている。 ◆栗原勇蔵 “短気”短気なところがあるが瞬間的な頭の回転がすごくいい。来年は何か代表の役に立つ。短気な点をいい方向に持っていくといい。 ◆徳永悠平 “役に”今年から運気が上がっている。来年はすごく役に立つことが。去年が変化の時期。この方は中学まで勉強をしていなかった。 ◆千葉和彦 “移籍”今年は、所属チームで役立つように頑張っていく時期。今年、来年は他チームからスカウトされる可能性がある。 ◆森脇良太 “男前”男前で頭の回転がいい。皆に慕われ義理堅い。周りをよく見ている。来年は評価高まる。将来は教育関係に行ったほうがいい。 ◆槙野智章 “調和”森脇と気が合う。2人が力を合わせればリーダーシップが生まれる。輪を作るのに大事な人。来年は仕事運勢上がる。 ◆森重真人 “変化”今年は変化の時期。今冬、チームが変わる可能性がある。11月ケガに注意。チームが変わらない場合はケガで入院するケースも。 ◆鈴木大輔 “前×”目上の人が引っ張ってくれる。監督と相性がいい。今は周りを自分が助ける年。来年は周りを立てる年。自分が前に出る時期ではない。
<ヘウン氏が占った東アジア杯代表23人の運勢:MF編> ◆青山敏弘 “去年”去年一番運勢が良かった。評価も上がった。同僚との人間関係がうまい。来年は少し、上の人から使われないことも。 ◆高萩洋次郎 “新道”4年前から所属チームの運勢が良くなり、仕事運が上がった。今年から新しい道が開ける。来年は自身の評価が変わっていく。 ◆高橋秀人 “重圧”去年は所属チームに迷いがあった。今年は目上の方に使われず、ストレスがある。ただ、来年はチャンスが来る。すごく伸びる時期。 ◆山口蛍 “我慢”来年は目上の方からすごく信頼され評価が高くなる。今年は所属チームで少しストレスがあるが我慢が必要。ただ心配は不要。 ◆扇原貴宏 “器用”器用な人。去年から目上の人が引っ張ってくれる時期。若いけど大人で頭の回転が良く面倒見もいい。何をしても伸びていく。 <ヘウン氏が占った東アジア杯代表23人の運勢:GK編> ◆林卓人 “順調”男らしくて非常にモテる。やるべきことをキチッとやるので、目上の人から愛される。すべて順調。ここ4年、女性にモテる。 ◆西川周作 “才能”頭が良くて、才能がある。ただ、暑い地域が合わないので、ブラジルとの相性が良いとはいえない。 ◆権田修一 “将来”20代中盤から運勢が上がり30代→40代と良い。将来は国の監督までいく。ただ、来年のW杯で試合に出るとはいえない。 <ヘウン氏が占った東アジア杯代表23人の運勢:FW編> ◆豊田陽平 “来年”運気のいい時期と悪い時期がはっきりしている。09年から11年までは運気が悪かったが、それを乗り越えようとしている。来年伸びる。 ◆山田大記 “十分”来年からの運勢はすごくいい。どんな目標でも十分やっていける。温かい人。22歳から運勢がすごく上がってきたが去年はダメだった。 ◆柿谷曜一朗 “金運”19歳までは順調も、19歳から迷いが続いていた。スポーツをやっていなかったら医者。29歳からは最高のレベルに。金持ちになれる。 ◆斎藤学 “香川”今年は動きが多い時期。先輩が引っ張って行ってくれる。先輩を大事にすれば、問題はない。香川との相性がいい。 ◆工藤壮人 “不満”去年は頑張っているのに面白くないことがあった。ストレス多かった。今年から来年にかけ自分の立場を一段上に持っていく。 ◆大迫勇也 “24歳”来年は目上の方と価値観が合わないことも。それを乗り越えたら成績面は問題ない。国外で力発揮するのは24歳を超えてから。 ◆原口元気 “極端”91年生まれはすごく成長するかダメになるか極端。彼は来年から頑張る。去年までは失うもの多く目上の人らと合わない葛藤があった。
[2013年7月30日8時29分 紙面から]
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