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エカワ珈琲店の出来事 和歌山市にて自家焙煎コーヒー豆の小売販売店を営むエカワ珈琲店の雑記帳 2013-06-27 目で見る焙煎度合い(前編)/コーヒーロースティング 珈琲論 Coffee roasting-Wikipedia(英語版)では、ブラジルのコーヒー豆を使って、写真と文章でコーヒー豆の焙煎度合いを説明してくれています。 焙煎度合いを11段階に分類して、焙煎度合い(煎り具合)の名称と大体のコーヒー豆の温度とを説明してくれています。 もちろん、焙煎度合いとは、相当に主観的なものであるという前提があるわけですが・・・。 でも、英文版のウィキペディアですから、欧米での平均的な焙煎度合いに関する考え方に基づいて記述されているはずだと思います。 ということで、その焙煎度合いの写真と文章での説明部分を日本語にて引用させていただきました。(それにプラスして、エカワ珈琲店のメモの部分も少し付け加えています。) (1)コーヒー生豆/Green Beans 収穫され輸入されてから2年以内のコーヒー生豆です。 ≪22度くらいの時の写真≫ (2)乾燥段階/Drying Phase コーヒー豆の水分を蒸発させて、焙煎に使用するコーヒー豆を一定の含水率に揃えるウォーミングアップの段階から、まだコーヒー豆の青臭さを感じる黄褐色の段階。 水分を失ったコーヒー豆は、いったん収縮するのですが、その後、コーヒー豆は膨張を開始します。 ≪165度くらいの時の写真≫ (3)シナモンロースト/Cinnamon Roast 非常に浅い(軽い)ロースト(焙煎)で、1ハゼ直前の段階。 コーヒー豆内部の気体の圧力で繊維の部分がゆるくなって、コーヒー豆は膨張を始めます。 そして、コーヒー豆の薄皮(チャフ)がはがれ始めます。 この段階のコーヒー豆は薄い茶色(ライトブラウン)をしていて、穀物をトーストしたような風味と鋭くて強烈な酸味があります。 コーヒーというよりも、ほとんどお茶のような味わいです。 ≪196度くらいの時の写真です≫ (4)ニューイングランドロースト/New England Roast 薄い茶色から、少し茶色が強くなって明るくキレイな色になっているのですが、まだ斑点(まだら模様)が残っています。 数あるロースターの中には、この段階の煎り具合(焙煎度合い)を好むロースターもあります。 カップは、複雑な酸味があって、そのコーヒー豆本来の特徴が強調されています。 ≪205度前後の時の写真≫ 【ネタ元】 Coffee roasting-Wikipedia (原文) http://ekawa.hatenadiary.jp/entry/2013/06/27/155613 |